ソール張り替えの御紹介
ブーツなどのソールの張り替え。
磨り減ってきての修理目的以外にも
「ソールの種類を変えてしまう」なんてことも出来ます。
以前当店で行った”改造”とも言える張り替え。
ベースはダナー社のマウンテンライト↓
ノーマルだと写真のようなビブラム社のソールが装着されています。
これをシャークソールに改造。
雰囲気もガラっと変わります。
別名”リップルソール”とも呼ばれるこのソール。
サメの歯の様な形状をしていることから”シャークソール”と呼ばれますが、
当時このソールを作っていたのがリップル社という会社だったため、
こう呼ばれることもあります。
このソール、本来はとても実用性の高いソールで、
クッション性や滑り止めとしての機能を考慮して作られたもの。
70年代以降になるとその形のファッション性を評価されました。
60年代以前のワークブーツなどに使用されていたこともあり、
このソールを好むヴィンテージファンもいます。
定期的にトレンドにもなったりもしますが、
好き嫌いは分かれるソールでもあります。
個人的には大好きです。
履いてみると本当にクッション性高いです。
というように、
元来の仕様から衣替え的に違う種類のソールに張り替えたりすることで、
特に長年履けるレザーシューズは良い気分転換になったりします。
また飽きたら元のソールにも戻せますしね。
色々なソールパターンを見ながら
張り替えた後の姿を考えるのも楽しいものです。
張り替えに迷ったら是非ご相談下さい。