最近発売された新作を履いていてふと思ったこと。
当店での買い付けは原則として展示会に参加して、
実際に商品を見てセレクトしています。
特に当店は小規模なのでバイヤー=販売員。
店頭に並ぶ商品は全て”血が通ったセレクト”を行っているつもりです。
そうじゃないショップもあります。
展示会は東京・大阪で行われるため、
地方のショップはそのブランド数と頻度の多さから、
ブランドを選りすぐって参加。
後はカタログでの発注、というお店も少なくありません。
少し大きな規模になると、
バイヤーが全店分の買い付けを行うため、
実際にお客様と触れ合う販売員は
商品への思い入れがそれほどでもない、というケース。
仕方がないのですが説明不足感も少なくないようです。
更にその展示会場でも差があります。
当店はあくまで”靴屋”なので、
“デザインが良い・カッコイイ”を求めるのは勿論なのですが、
出来る限り試着して足入れも確かめます。
アパレルショップのバイヤーさんに多く見られるのは、
手に取ってデザインを確かめてチェックされているのですが、
試着されない方も。
僕はそれが嫌なのでほぼ試着します。
なので一つ一つの展示会に物凄く時間を要します。
幅が広いとかクッション性が良いとかアッパーが柔らかいとか。
個人的には大事にしたいセールスポイントの一つだと思います。
ところが冒頭に書いた”ふと思ったこと”
これが実際の生活で履き始めた時、
展示会場の試着だけでは分からない良さ・悪さが見つかったりします。
入荷した商品全てを私生活で履いているわけではないので
“全てを”とは行きませんが、
基本的に当店では”スタッフが欲しい物”ばかり仕入れていますので、
少なからず”私物化”します。
そこから気づいた各商品の良い点・悪い点を
今後レポートしていこうと思います。
“Report”というカテゴリーを追加致しましたので、
こちらで読んで頂ければ幸いです。
お客様の声も反映させていきたいと思いますので、
御購入頂いた商品の感想など聞くこともあるかと。
それほど数多く発信できるカテゴリーではないかもしれませんが、
以後宜しくお願い致します。