本日7月2日(土)、店舗限定にて全国一斉発売となった
『PUMA Clyde』
Unisex/13,000yen+tax

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メキシコオリンピックが開催された1968年。

それまでキャンバスアッパーが主流だったバスケットシューズの中で
初めてスウェードを使用したモデルをPUMAがリリース。

現在でもコアな人気を誇り、
ここ数シーズン再びその熱を帯びて始めた
通称”PUMA SUEDE”の元となるシューズ。

そのモデルには正式なモデル名が無かったとも言われますが、
PUMAのロゴの下には”BASKET”と刻まれていました。

そのシューズをベースに1973年に登場した
『PUMA Clyde』

“クライド”とは、
当時NBA・ニューヨークニックスのスタープレーヤーであった
Walt Frazier(ウォルト=フレイジャー)の愛称。

PUMAと彼がスポンサー契約を交わしたことにより、
彼のシグネチャーモデルとして細かなディティールを彼用に変更。

彼は甲が低く、
それに合わせ靴の高さを薄く作られたため、
サイドのプーマラインの曲線が通常通り表現できず、
結果シェープされた一直線に近いラインになっているのも特徴の一つです。

そして彼の足にフィットする仕様に完成し、
サイドには彼の愛称である”Clyde”が刻まれることになりました。

クライドが発売された1973年は映画や音楽といった文化的な世界において、
スポーツ選手の影響力が大きな時代だったこともあり、
人気選手だった彼のシグネイチャーモデル”Cryde”が発売されると
瞬く間にその世代を代表するスポーツシューズとして人気を博しました。

その後もヒップホップやスケートシーン、更にはパンクムーブメントの中でも
愛され続けてきたPUMA Clyde。

ウォルト=フレイジャー自身が
“タイムレスデザイン”(時代に左右されないデザイン)と評した通り、
今なお輝きを失わないデザインはスニーカーフリークの中でも必須の一足。

今回はファン待望の5年ぶりとなる復刻でありながら、
素材の変更やカップインソールの装備など、
要所に現代に相応しいアップデートを見せています。

個人的にも大好きなモデルなので
今回の復刻も押さえておきたい一足です。

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