5月も終わりに近づき

本当は今月始めに周年のことも含めて色々と書き溜めていたことを
書き落とそうと思っていたのが筆不精が祟り遅くなりまして…。

NOTEにアップしようと思っていた内容なので、
かなり自分語りが多めですがお暇な時にでも。

月初の5周年も超えて6年目の最初の一ヶ月もそろそろ終りが見え、
ふと自分がここまで靴を好きでいた経緯を思い返してみました。

ぶっちゃけた話、洋服には自信が無かったんですよね。

周りに凄いお洒落な友人達がいて、
その影響で洋服にもなんとなく興味を持って買い集めていた時期もあります。

90年代に入るその時代は、その程度の僕でも当時買った物にハズレは少なく、
セレクトショップが取り扱っているブランドや商品にも
ハズレが少なかった気がします。

それでもコーディネートというか、やっぱりセンスある人達は違うなと。

そこで興味を集中させたのが”靴”

意識的にそうしたつもりもないんですけど、
気づくと靴に対してだけ “物”としての興味が強まっていました。

“ファッションアイテム”という大それたカテゴリーではなく、
そのデザインやカラー、機能性や歴史や背景。

スニーカーだけではなく靴全般。

90年代前半には”キレカジ”(綺麗なカジュアル)なんて流行から
紺ブレやボタンダウンシャツが流行ったりして自ずと足元はドレスシューズに。

アメカジも並行していたので時にはワークブーツ。

更には今の”安かろう”的ではない、
ヴィンテージ古着も強かったので並行してスニーカー。

とにかく何もかものジャンルに片っ端から興味を持って
片っ端から買い漁ってました。

日雇いバイトに行きまくって。

そんな時期が浪人生だった事もあり、
ここから価値観は一気に変わっていきます。

もう勉強なんて一切しない。
大学なんて行く気もない。

「俺は自分の店を持つんだ!」なんて。

その頃は人と話すのが苦手で、
結局行った大学を2ヶ月で辞めた後、
苦手克服のために初めての接客業に就きます。

詳しくは割愛しますが、
ここからずっと接客業に従事し1995年からどっぷりと靴業界に入りました。

更に靴に対して貪欲に雑食になる一方で、
やっぱり洋服にはそれほど興味も沸かず、
“made in U.S.Aが至高!”だと盲信した買い物を続け、
それが90年代には一気に安価大量生産の流れで
中国や東南アジア生産へと移行していくのを見ながら、
尚更昔買った洋服達でいいんじゃないか?と。

靴も同様に生産国に関してはどんどんと移り変わっていき、
それでもヴィンテージも現行品も相変わらず貪っていました。

21世紀を迎えて少し経った頃、
その熱が一気に冷め、思い返すとゼロに近くなります。

原因の1つは
“白のAIR FORCE 1しか売れない”時期があった事。

もう売り場に立ってて馬鹿らしくなるんです。
誰も彼もが「白のフォースワンありますか?」と。

無いと分かるとその他の靴なんて見ようともしない。

みんな靴が好きでもNIKEが好きでも無く、
FORCE 1を持っている安心感が欲しいんだなと。

なのに口にするのは
「人と違うものが欲しい」という矛盾まみれの個性。

最近も少しその頃に近い空気を感じます。

そして決定的だったのが大好きな”converse社の倒産”
それに伴うアメリカ製の消失。

展示会場で聞いて呆然となったのを覚えていますし、
その会場にあるサンプルを確認していって、
今まで当たり前の様に記されていた
“made in U.S.A”の文字が消えているのを見て
会場で少し泣いたのを覚えています。

アメリカに憧れて、
アメリカの映画、アメリカの音楽と当たり前のように密着して、
空気の様に当たり前にこの先もあり続けると思っていた物が無くなった瞬間。

所属していた会社がゴタゴタし始めた時期と重なり、
一気に靴に対してのモチベーションが落ちました。

その後業界を離れ、思い返せばそれまでが嘘だったかのように
全く靴を見も買いもしなくなります。

今触れ合っている靴好きの業界の方々と比べると、
僕は純粋さが足り無かったんじゃないかなとも思います。

約10年。

それまでと全く違う仕事に離れ、気がつくとまたこの業界に戻って
結果的だけ見れば有言実行となる自分の店を構えたのですが、
当時面識のあった方々もたくさん業界に残っていて、
話を聞けば聞くほどこの空白の10年が勿体なかったなと思います。

やっぱり僕は靴が好きでした。

今の、特にスニーカーの動きを見ていると、
当時僕が靴に興味が無くなった時と少し似た匂いを感じる事も多くて、
純粋に好きを求めていない人達が作る
不純な流れに飲み込まれて靴を買い集めている人達ってどこかで疲れたり、
10年後買った靴達見て愛おしく感じられるのかなと。

即日転売してる人が多いのは当時はなかった
そういうプラットフォームが気軽に使える様になったからだとも思いますが、
売り手側にもそういった空気があるんじゃないかなとも感じます。

本当に靴が好きなのかどうか。
本当に好きなものは何なのか。

そういう意味では女性の方が希少性とか高値で売れるとか不純な動機ではなく、
純粋にカッコイイとか可愛いとか”好き”をベースに選んでいる様に感じます。

興味のない人が無理にあるように見せようとする人も
男性に比べると極端に少なく感じます。

業界事情もあるので靴は一定数は売れないといけないんですが、
冷え切った市場にどれだけ数を注入してもアウトレットの在庫が潤うだけ。

定価ってなんなの?なんて時代がまた来るんじゃないのかなと。

功罪の一端は売り手に。

消費者にとっては店であり店員であり、店や店員にとってはメーカー。
川上からどれだけ熱を冷めさせずにお客様まで伝えきれるかどうか。

そんな”一端を担うからには!”なんて大袈裟な責任感はありませんが、
自動販売機みたいな店や店員が増える中で
少しでも”マシな店”でありたいとは思います。

数こそ少なくなりつつありますが、全国にはそれこそ僕なんて足元にも及ばない
靴好きな方々が営んでいるショップがあります。

2000年代以降淘汰されつつあるそういったショップが
またいつか増えていく様な時代になればいいなと思います。

何がそれなのかは未だに皆目分かりませんが、
“主流””トレンド”なんて薄っぺらい言葉に流されず、
好きな物を胸張って買ってもらえるように。

僕も誰かや何かの影響を受けて今の自分の”好き”を作り上げています。

少しでも良い影響を及ぼすことができる
店作りとセレクトを頑張りたいと思います。

今はまた毎日靴が好きと言える状態に戻ることができ、
更にそれを膨らませ続ける日々。

日本におけるスニーカー事情も経済事情も、
当店のある熊本の外的環境も、
それほど明るい見通しとは言い難いですが、
所詮僕が好きだと思って取り扱っている靴は必需品ではなく嗜好品。

余力余暇の部分が少しでも楽しくなるように。
靴を通して届け伝えていければと思います。

6年目。
気合を入れて力を抜いて頑張ります。

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2019-05-26 | Posted in BlogNo Comments » 
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