スニーカーのトレンド

7月スタート。
早くも今年も半分が終わりました。

当店もつい先日”4周年!”と言っていましたが、早くも5年目も2ヶ月が終了。
早いですね。

色々頑張ります(特にblogの更新を…)

 

2018年前半の靴業界も何となく曇った感じで、
大きかったnew balanceのムーブメント以降これといったヒット商品もブームも見当たりません。

小波的にVANS OLD SKOOLが流行ったりconverse ALL STARの一部カラーが女性にウケたり。
あとは特にNIKEに強く見られるブランドとのコラボモデルや限定品の発売に一喜一憂したり。

これがスニーカー全体のブームのように受け取られがちですが、
極一部(転売屋サンや信者と呼ばれる方々など)のローカルなムーブメントで、
ファッションアイテムとしての大きな流れは少なくとも前半では感じられませんでした。

過去にも何度もあった”迷いの時期”にも見えます。
こういう時は本当に自分の好きなスタイルを純粋に固めていく時期かなと思います。

流されず縛られず。
インラインモデルにもファッション的には格好良いモデルは多いですよ。

 

そんな流れの中、最近良く耳にする”ダッドスニーカー”という言葉。

「これがトレンド?」と聞かれると正直どうかなという感じです。

海外のセレブの中で流行っていると実しやかに発信されていますが、
「だから何?」というのが一つ。

そしてこのダッドスニーカーという括りに何でもかんでも入れてしまおうとする雑な風潮が一つ。

 

この”ダッドスニーカー”という言葉。
聞いたことはあるけど意味は知らないという方のために。

“ダッド”とは英語の”daddy”=”お父さん”の事。

外国映画の中で小さな女の子が父親に甘えた声で
「ダッド」や「ダディ」と言っているのを見たことがないでしょうか。

言葉としてはそういう意味ですが、
内容はちょっと世のお父さんたちには失礼なもので、
「お父さんが履いているようなダサいスニーカー」という意味。

ブランドやモデルは控えますが、
“ホームセンターに売っている安物のランニングシューズ”みたいな物。
どこかのブランドを模したような”ハイテクっぽい”、少しソールが厚めのスニーカー。

それを各ブランドがフィードバックしてリリースして、
「ダサカッコイイ」という訳の分からない括りで推しているのが今の流れ。

否定的だと思われるかもしれませんが、
上で書いたように何でもかんでもダッドスニーカーという括りに入れられていて、
それら全てを否定するつもりはありません。

業界の人間すら”何でもかんでもダッドスニーカーって言っちゃえ”という違和感。
もはやAIR MAX 97すらダッドスニーカーなんて言われますからね。

違うでしょ、と。

ボリューム感のあるスニーカーを全てこれに入れてしまい、
「ダッドがトレンドだ!」なんて言ってるわけです。

正直寒々しいです。

この流れで言えば来季まで各社からリリースされるスニーカー、
それはそれは”ダッドスニーカー”だらけです。

ただ「これはダッドスニーカー、これは違う」という線引をすれば、
格好良いモデルもたくさんあります。

アンチトレンドな人の中には
このダッドスニーカーという言葉だけで嫌悪感を抱く人も出ていると思います。

厚底のブームは一つの流れであることは間違いありません。
一過性であり万人ウケはしないと思いますが。

ただその中にもデザインやカラーリングが秀逸なものもあり、
見もせずに毛嫌いするようなムーブメントにするのはどうかなと。

柔軟に楽しめば良い時期だと思います。

特に当店はスタッフの”個人的な流行り”で商品展開が変わっていくので、
一般的な流行りに意図的に反発することもなく、意識的に乗っかることもさほどありません。

結局は”ファッションアイテム”として楽しむのが一番で洋服ありきの靴。
全体のバランスが大事。

個人的にはモノに惚れることが多いので少し矛盾しますが、
トレンドが自分的にハマらなかったり似合う似合わないもありますし、
希少価値なんて「クソクラエ」です。

 

ちなみに個人的に下半期一発目に発売されたこれが現在ぶっちぎりのベスト。

『PUMA / Clyde From The Archive』
12,000yen+tax

多少の展開店舗制限はあるものの結構普通に買えると思います。
(Official Online Store近日アップします)

普通には買えますが当店ではかなりお問い合わせも頂き残サイズも残りわずか。

そしてこういった歪なカラーリングのモデルは「売れたからすぐ再販」とはなりにくいので、
タイミングを逃すと手に入らないもの。

そういう意味では各シーズンのみ発売されているシーズンモデルやシーズンカラーは、
ドレスコード与えられて並んだり抽選に当たったりする必要はありませんが、
そのどれもがそのタイミングでしか買えないというある程度の希少性を持っているとも言えます。

 

直感とサイズ感を大事に。

2018年下半期も”靴”を楽しみましょう。
(革靴も大好物なのであえて「スニーカーを」とは言いません)

 

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2018-07-06 | Posted in BlogNo Comments »